MVNO回線通信速度観測をやってみた(2017年4月中旬)
ひょんな事から、現在MVNO回線を4回線ほど保持しています。
ネットを見るとアフィリエイト的に美味しいのかド素人のMVNO回線定点観測的な記事が人気のようで、盛んに「どこは糞!オススメはこれ!」と言う露骨なステルスマーケティング記事が溢れかえっています。
ヨイショして褒め称えてもリベート*1がある訳ではありませんが、無駄にMVNO回線持ってるので通信速度測定ってのを私もやってみたくなったので、やってみました。
通信速度の調査方法
速度測定を行ったMVNO回線と測定方法は以下の通りです。
- 対象回線
- 計測機器
- 測定日時
- 2017年4月16日 午後7時前後
- 測定場所
- 東京都内某所
正直測定機器がバラバラ、それどころかiOS/Android混在と公平とは程遠い環境です。本体性能も旧型・格安スマホ・一応ハイエンドと統一性がありません。なのであくまで参考値、どのキャリアが素晴らしいとは一概には言えない有様です。*2
もっと言うならばdocomo系MVNOとau系MVNOは分割して扱うべきかも知れませんが、個人で思い付きの測定なので大目に見て頂きたくゴザイマス。
雑感
各所どころかITmediaの定点観測記事でも言われてるような傾向が出ました。
- OCNモバイルONE
- FREETEL SIM
- UQモバイル
- IIJ mio
- 比較的古参のMVNO回線、OCN以上の速度は出ているものの、速度至上主義者からすると物足りないかも知れません。
- au
- 参考値、ダウンロード速度は流石大手通信キャリアといったところ。上り速度が遅いのはau故の問題。
比較して分かるOCNモバイルONEの低速っぷり、せめてIIJ mioと同程度の速度は出て欲しいものです。但し、OCNモバイルONEは、低速モード(200kbpsモード)でどれだけデータ通信しても通信規制が発生しないので、radiko/らじる★らじるなどのストリーミング系を利用するには丁度いいキャリアです。
FREETEL SIMは憎たらしいほど速度が出る。手動で節約モードを有効にすると通信不能レベルで100kbps以下の通信速度なのに浪費モードでは絶好調、「使った分だけ安心プラン」で月100MB以下に抑えさせないために*4躍起になってる・・・とか適当なことを言いたくなるレベルで絶好調。
そんなFREETEL SIM以上に絶好調なのがau連合、UQモバイルは選択肢が他のMVNOに比べて少ない*5ものの、20Mbpsオーバーの数値はMVNO回線としては優秀。ただ、対応機種以外は利用不能なのが難点か・・・。
*1:いえ、一応アソシエイト入れてますが、お察し下さいレベルなので・・・orz
*2:思い付きで手持ちの機器を活用したので、仕方無いね。IIJ mioを差し込んでいるSAMURAI REIは来月には実家に引き渡しちゃうし、Nexus5に挿してるFREETEL SIMは低速モードの測定結果があまりに酷すぎるので来月には解約予定ですし。
*3:299円の維持費で済むと思って節約モード常時ONにしているのですが、節約モードを有効にすると通信不能になるレベルで低速になります。200kbpsに抑えると言う話なのにISDN以下の速度だったり不安定過ぎる・・・。
*4:100MB/月が諸経費抜き299円、節約モードを常時有効にしない限り1ヶ月100MB以下に収まることは無いでしょう。
*5:データ通信専用SIMだと2種類しかありません。3GB/月か500kbps定速か。